概 要 | 貸借対照表 |
現代ではエレクトロニクスの発達は目をみはるばかりで,電子部品を応用した電子機器はラジオ, テレビ, レーダー, 写真電送, オーディオ, ビデオ装置等をはじめ,コンピュータ, 医療など極めて広汎にわたっており,われわれの生活に大きな影響を与え,社会を大きく変貌しようとさえしています。 このエレクトロニクスにおいて,半導体を利用したトランジスター,IC,LSI,が用いられる以前は, 真空管がもっぱらエレクトロニクスの発達を支えたのであり,これを除外してはこの分野の目覚ましい発達は到底望み得ませんでした。まさに科学史上,真空管の出現こそがエレクトロニクスの扉を開いたということができます。 ところで, 電子工学の発明研究家 安藤 博(1902〜1975)は幼少の頃より自然科学を熱愛し, 特に無限の空間を通して通信等を自由に行い得る電波の驚異に深い研究心を持ち,少年時代にはすでに「多極真空管」等の画期的発明をおこなったエレクトロニクスの先駆者として知られています。エレクトロニクスの創成期においては,この真空管の発明によってラジオやテレビ,ファクシミリなどが実用化され,電子産業が大きく発展しました。 ここでは,この発明研究家安藤博設立の安藤研究所の概要について簡略にご紹介します。 |
〔設立時期〕 | 昭和13年8月,商工大臣(現.経済産業大臣)の設立許可により設立。 | |
※なお,平成23年11月1日,公益法人制度改革に伴い,内閣総理大臣の 移行認可により,「一般財団法人安藤研究所」となる。 | ||
〔設 立 者〕 | 安 藤 博 | |
〔事業目的〕 | 発明家安藤博の発明及び研究功績を基礎とし,エレクトロニクスに関する発明及び研究の啓蒙と知識の普及を行うとともに,研究奨励表彰並びに研究活動の推進に関する事業を行うことにより,科学技術の振興を図り,もって我が国の産業の発展に寄与することを目的とする。 | |
〔事業内容〕 | @エレクトロニクス研究者に対する研究発明の奨励 Aエレクトロニクスならびに電子技術の発達に関する知識の普及, 研究発明の啓蒙 Bエレクトロニクス及びこれに関連する科学技術に関する調査 |
〔貸借対照表〕 | ・令和5年度 |
・令和4年度 | |
・令和3年度 | |
・令和2年度 | |
・令和元年度 | |